求職者に伝わる文章の書き方
from:宮腰早苗
普段、求人の文章を書いていることが多い私ですが、
ここ数日、これまで携わったことがない業界の文章を書いています。
9月に入って新しくいただいたお仕事なのですが、求人にも共通する部分があるので、今日は求職者に伝わる文章の書き方としてお伝えします。
求職者をイメージして書いているか
結論から言いますと、文章の書き手、つまり企業側が、読み手、求職者のことをどこまで考えているかにかかっているのではないかと思います。
今回いただいたお仕事は、とある専門家の方々がお読みになるもので、仕事のヒントとなる読み物のライティングです。
先日のインタビューの中では、「全国のモデルケースになりたい」とおっしゃっていましたが、読み手のにも「何か1つでも真似したい」と思ってもらえる書き方が必要かと考えています。
求職者は何を求めているか
そこで考えていただきたいのは、求職者が仕事に求めているのは何かということです。
そこがわからないと、求人を出しても応募が来ない、広告を出しても見てもらえないということがあります。
企業であれば、たくさんのお客様に来ていただきたいと思うのが当然ですが、求人も全く同じで、どうしたらうちで働いてみたいと思ってもらえるかが大切です。
どんな人と働きたいかも大切
では、求職者のことだけを考えて文章を書けば良いかというと、そうではありません。
企業の思い、つまり、どんな人と一緒に会社を作っていきたいのかをしっかり決めておくことも大切です。
企業理念がはっきりしないと、給与や福利厚生で会社を選ぶような人が応募しかねず、入ったは良いけれどすぐに辞めてしまったということになりかねないからです。
求職者のことも考えるけれども、会社としての思いもしっかり出していく。このバランスが求人票では大切です。
ブログ著者
宮腰早苗(みやこし さなえ)
エンパシーライティング インストラクターコーチ
派遣会社で毎月20名以上の派遣スタッフを紹介していた経験をもとに、採用サイトや採用ページの作成、インタビュー記事やコンテンツ記事の作成、営業などのセミナー講師をしています。