採用も相思相愛がベストです!

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私が派遣会社で人材コーディネーターをしていた時、いろいろなスタッフさんがいらっしゃいました。

人材不足に悩む企業はたくさんあり、できるだけたくさんの人と出会いたいと思う気持ちはわかるのですが、企業、スタッフどちらにとっても良いのは、やはり「ベストマッチング」ではないかと思います。

派遣スタッフとして就業するまでの流れ

スーパーの店員

派遣社員として働いたことがある方はご存知だと思いますが、派遣社員として仕事をするには、このような流れをたどります。

  1. 派遣会社に登録する
  2. 仕事を紹介してもらう
  3. 職場見学に行く
  4. スタッフ、企業、双方OKなら就業開始日を決める
  5. 就業開始

人材コーディネーターが一番気を使うのは派遣開始後1週間

晴れてスタッフさんが就業を開始し、私たち人材コーディネーターの仕事は終わりのような気もします。しかし、人材コーディネーターが一番気を使うのは、就業開始から1週間です。

正社員やパートの場合も同じだと思いますが、スタート直後というのは、企業、スタッフともに、新しい環境に慣れたり、仕事を覚えたり(教えたり)と、お互いに一番気を使う時期です。

就業の前には職場見学を行い、可能な限り実際の仕事を見せていただいて、スタッフも納得の上で就業をしているのですが、実際仕事が始まると、「こんなこと聞いていなかった」とか「職場に合わない人がいた」など、職場見学では見つけられなかったことが起こる場合があります。

そのため、人材コーディネーターとしても、就業開始から1週間が一番気を使う時期(「もう辞めたい」と言われる時期)なのです。

仕事が続く人、続かない人、その違いとは?

面接

就業開始から1週間もしないうちに「辞めたいです」と言ってくるスタッフさんは少なからずいます。しかし、他の派遣先で就労を始めたところ、箱に収まったかのように、ピタッとハマってしまう人もいます。

このような場合、企業もその人に辞めて欲しくない、このまま社員として働いてほしいと思うケースがほとんどです。そうなると、企業からか、スタッフさん、どちらかから「社員化」という話が出ます。私も人材コーディネーターとして、数名のスタッフさんの社員化に携わりました。

そこから見えてくる、仕事が続く人、続かない人の違いは「企業とスタッフの価値観が合うか」ではないかと思います。

価値観が合うことは採用においても大切

派遣スタッフさんの中には「派遣のほうが給料が高いから」という理由で派遣社員という働き方を選んでいる人もいます。高時給を希望しているスタッフさんに、休みが多い仕事を紹介しても「行きたい」とはなりません。

万一、就労をスタートしても「思ったより休みが多くて…他、紹介してもらえませんか?」という連絡があることがほとんどです。

企業の中には、大変なことはできるだけ表に出さないほうが良いと考える方もいますが「職場見学の時と実際の仕事が違った」という理由で離職するスタッフも大勢います

採用もマーケティングと同じ

握手

以上のことも踏まえて、その企業の風土や価値観の合う人が就労することが、企業にとっても、働く人にとっても一番良いのではないかと思います。

これは、私が経験した一例ですが、以前は当社から派遣スタッフとして働いていた人が、派遣先の正社員となり、出世して、今度は企業の派遣担当者として、派遣スタッフの受け入れに携わるというケースもありました。

ハマる人はハマります。無理に人をかき集めるよりも、企業の考え方にマッチした人に入社してもらい、長期にわたり戦力として活躍してもらう。それが双方にとって良いことではないでしょうか。

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ブログ著者

宮腰早苗(みやこし さなえ)

派遣会社で毎月20名以上の派遣スタッフを紹介していた経験をもとに、採用や営業のお手伝いをしています。

エンパシーライティング インストラクターコーチ