企業の採用ページに載せたい情報・事前準備

求人票

ホームページを持っている企業さまの中には、採用ページを作っている企業さまも多いと思います。
しかし、ページがあるだけで、応募も少なく、活用しきれていないということはありませんか?
応募が来る採用ページには、いくつものポイントがあるのですが、今日は事前準備についてお伝えします。

この内容を知ることで、応募が来る採用ページを作るためにどんな事前準備があると、応募してもらいやすくなるのかがわかります。

仕事について深掘りしてみよう

例えば事務で、人を募集したい場合を見てみます。

仕事の内容で

『事務』だけが書いてある場合と、

『事務全般:Wordを使った書類作成、電話の取次、銀行などへの外出』と書いてある場合、

求職者は、どちらのほうが、行ってみたいと思うでしょうか?

求職者が行ってみたいと思うのは後者、具体的に仕事内容が書いてある採用情報のほうが、応募が来やすい傾向があります。

同じように、『営業』、『機械オペレータ』など、仕事内容を一言で表現している採用ページも多いのですが、仕事内容が具体的になればなるほど、求職者は入社後のイメージがしやすく、「え?これも仕事なんですか?」といったような、思い違いを防ぐことができます。

仕事内容を深掘りする時に大切なこと

仕事内容は、会社にいると、その一言で通じてしまうため、求職者にも「わかるでしょ!」になってしまいがちです。

しかし、事務一つをとっても、ほとんど外には出ない会社、営業事務に近く外出が多い事務、電話が多い会社など、業種や会社によっても、業務量に差があります。

長い間会社にいると、気がつきにくい所ではあるのですが、同じ事務でも、ウチと隣の会社はちょっと違うかも…ということを念頭に置いて、仕事内容を詳しく書いてあげると、求職者も安心して応募できます。

そのために必要なことは、募集する仕事をすでにやっている社員が、何をしているのかをよく見てみましょう。

具体的にどんな仕事をしているのか、(例えば事務なら『パソコンで書類を作る』、『電話応対をする』など、動詞になるまで具体的にすると良いです)をピックアップしましょう。

その上で、それぞれの仕事が、1日、1ヶ月の間でどのくらいのボリュームになるのかも書いてあげると親切です。知人の話ですが、「事務だというので入社したら、電話対応が多くて、コールセンターかと思った」という話もあります。

仕事内容を具体的に伝えて、求職者を安心させましょう

仕事内容が具体的になればなるほど、求職者は安心できるものです。

一方で、企業側も「思っていたのとは違う」という理由での退職を防ぐことができます。

仕事内容を具体的に表示して、お互いに気持ちよく働ける環境を作れると良いですね。

 

「数より質の人材採用が企業の安定成長につながります」

宮腰早苗(みやこし さなえ)

セールスライター /求人ライター/エンパシーライティング・コーチ

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