空気売れますか?
From:宮腰早苗
クライアントさんのコンテンツを書きながら、頭の休憩に自分のブログを書いている自宅より
今日は12月12日。
クリスマスももうすぐ。
年末もすぐそこ。
ということもあって、あちこちから忘年会のお誘いが来ます。
皆さんは今年、いくつの忘年会に行きますか?
忘年会の価値
私は仕事がセールスライターなので、どうしても『売る』という方向に目が向きがちです。
人は物やサービスを買う対価としてお金を払いますよね。
なので、商品やサービスを買うほうとしては、お金の代わりに手に入れられるものってなんだろう?と考えるわけです。
そこで、数々の忘年会のお誘いを見ながら、忘年会の価値って何だろう?と考えてみました。
忘年会にはこんな価値があると思います。
- 飲食ができる
- 家ではなかなか食べられないものが食べられる(飲める)かも
- 普段会わない人とお話できるかも
- 普段会っている人とはもっと仲良くなれるかも
- 普段会わない人とお話することで、自分にはなかった視点が得られるかも
- 新しい人脈に繋がるかも
- 楽しい時間が過ごせるかも
パッと思いついたのはこんな感じです。
忘年会は想像を売っている
箇条書きした忘年会の価値を見てみると、最後に『かも』がついていることが多くないですか?
忘年会は飲食店でやることが多いので、食事ができる、何かが飲めることは確定しているとして、
『食事が美味しいかもしれないし、美味しくないかもしれない』
『新しい人との出会いがあるかもしれないし、ないかもしれない』
『参加者と仲良くなれるかもしれないし、なれないかもしれない』
『楽しい時間になるかもしれないし、ならないかもしれない』
もうこれは想像の世界。空気を売っているのと同じです。
空気を売るのは難しい
セールスライターの先輩に「空気を売るのは難しい」と言われたことがあります。
そりゃそうですよね。
「触ることもできない」
「見ることもできない」
「匂いもない」
「聞くこともできない」
「味わうこともできない」
しかも、あるのが当たり前!
それが空気です。
空気が売れたら一人前のセールスライターかも
人間の五感で感じることができず、あるのが当たり前な空気。
そんな当たり前を文章で売ることができたら、きっとセールスライターとして一人前なんだろうな、と思います。
そしてまだまだ修行が必要な私は、今日も目の前の当たり前から、どんな価値を、必要としているお客様に伝えられるだろうかと、知恵をしぼるのでした。
ブログ著者
宮腰早苗
ライティングオフィス ファンアップ 代表
良い人材と良い仕事の出会いをサポートします
採用サイトの作成、LP、動画の作成、セミナー講師。
大手人材派遣会社在職中、求人広告ライターと営業を兼務し、目標の2割しか達成できず、クビ寸前になる。
そこで、企業も労働者も幸せになる働き方を提案し、90日でトップセールスに。その提案は、現在も多くの企業様に支持されている。