お客が集まるオンライン・コンテンツの作り方

お客が集まるオンライン・コンテンツの作り方

先日から、ある企業様の採用サイト制作に携わっています。
より良いサイト作りの参考にと、最近読んだ本の中で、「御社のサイトがキャッシュマシンに変わる お客が集まるオンラインコンテンツの作り方」がよかったのでご紹介します。

さまざまな人がホームページを訪れる

企業様のホームページにはさまざまな人が訪れます。

お客様、求職者、経営者、社員…

何かを調べているうちに、たまたまたどり着いたという場合もあるでしょう。

マーケティング用語で「ペルソナ設定」というものがあります。

ペルソナ設定を簡単に言えば、特定の顧客をイメージして、イメージした顧客に対してメッセージを出すというものですが、さまざまな人が訪れるホームページの場合、顧客を絞り込めないこともあると思います。

実際、求職者が求めている情報と、顧客が求めている情報は共通するところもありますが、違いもあります。

求めているものに違いがあるそれぞれの訪問者に対し、満足できる情報を出す方法はないかと思っていたところ、「御社のサイトがキャッシュマシンに変わる お客が集まるオンラインコンテンツの作り方」にヒントがありました。

訪問者の気持ちの移り変わりと必要な情報が一覧でわかる

私がサイト作成において、読んで良かったと思えたところは、「訪問者の気持ちの移り変わりと必要な情報が一覧でわかる表」が付いていたことです。

例えば今、普段使いできる時計を探しているとしましょう。その時、私たちの気持ちはこのように変化するのではないでしょうか。

  1. いい時計ないかな?
  2. なんかこれ良さそう!どんな機能があるのかな?デザインは?価格は?
  3. 良いけど他のも見てみようかな
  4. よし、これにしよう!

それぞれの気持ちの段階に対して、必要な情報は

  1. いい時計ないかな?→取り扱っている時計の概要
  2. なんかこれ良さそう!どんな機能があるのかな?デザインは?価格は?→時計の詳細
  3. 良いけど他のも見てみようかな→ほかの時計との違い
  4. よし、これにしよう!

となると思います。

挙げた例では、売り手と買い手の1対1ですが、ホームページではさまざまなタイプの訪問者がいます。

本の中では、それぞれの訪問者の気持ちの移り変わりと、タイミングに合わせた必要な情報が一覧でまとめられるようになっています。

訪問者別に気持ちと必要な情報をまとめると何が良いのか

訪問者別に気持ちの移り変わりと必要な情報が一覧にまとまることで、共通して欲しい情報と、訪問者のタイプ別に必要な情報がわかります。

共通して欲しい情報は、詳しく載せたり、リンクを貼ってアクセスしやすくするなどすれば、見てもらえる可能性が高まるでしょう。

また、訪問者別に必要な情報は、キャッチコピーを工夫するなどして、誰に向けた情報が載っているのかをわかりやすくすると、訪問者にとって優しいホームページを作ることができると思います。

記憶に残るホームページを作るために

星の数ほどあるホームページの中で、自社のホームページを見つけてもらうことは簡単ではなくなってきています。

しかし、どんな訪問者が来そうか、訪問者がホームページを見たらどんな気持ちになるのか、その時にどんな情報があったら喜ばれるかを考えることで、訪問者の記憶に残るホームページは作れるのではないでしょうか。

ブログ著者

宮腰早苗

みやこし さなえ

ライティングオフィス  ファンアップ  代表

良い人材と良い仕事の出会いをサポートします

採用サイトの作成、LP、動画の作成、セミナー講師。
大手人材派遣会社在職中、求人広告ライターと営業を兼務し、目標の2割しか達成できず、クビ寸前になる。
そこで、企業も労働者も幸せになる働き方を提案し、90日でトップセールスに。その提案は、現在も多くの企業様に支持されている。

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