ことわざに学ぶ売上アップ法

武将

from:宮腰早苗

古臭いと思われるかもしれませんが、

私は時々、「昔の人の知恵って素晴らしいなぁ」と思うことがあります。

私が感心する昔の人の知恵とは、ことわざです。

ことわざを知ると、「あぁ、確かに!」と思うことがよくあるのです。

敵を知り、己を知れば百戦危うからず

古いことわざに「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。

戦国時代の戦を表したものですが、

私は派遣会社の営業をしていた時、

「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」って本当だなぁ

と何度も実感しています。

「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」で業績アップ

なぜなら、私が営業をしていた時、

敵(他社)を知り、

己(自社)を知れば

百戦(プレゼン)はたいがい通ったからです。

 

派遣会社の場合、プレゼンは2通りあります。

企業様にお仕事をいただく場合、

スタッフさんにお仕事をご紹介する場合の2つです。

 

「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」は、

企業様へのプレゼンにも、

スタッフさんへのプレゼンにも有効でした。

 

相手が何を知りたいのか、何ができるようになりたいのか

相手に対して自分はどういったお手伝いができるのか

これが売上や営業成績アップに繋がったと思います。

反応がない広告を変えた3ステップ

私が最初に派遣会社で求人広告を作り始めた時は、

ご紹介する仕事の良いところだけを羅列していて、

全く反応がありませんでした。

 

そこで、

①ご紹介するお仕事は、スタッフさんにとって、どういいのか

②同じお仕事を紹介している他の派遣会社は、どんな風に紹介しているのか

 

③それらを踏まえて改めて、広告の紹介文を書き直してみる
という3ステップを踏むようにしたところ、応募がくるようになりました。

求人広告に応募がくるようになった3つの理由

なぜこの3ステップに変えることで、応募がくるようになったのか、

考えられる理由は3つあります。

 

1つ目は

ご紹介するお仕事の良さを、スタッフさんの目線に変えたこと。

その結果、応募する方が、就業後のイメージをしやすくなり、

やってみたいに繋がりやすくなったこと。

 

2つ目は

他社の広告を分析したこと。

その結果、自分では思いつかない表現方法を見つけたり、

新たな表現方法を見つけることができるようになったこと。

 

3つ目は、

自社と他社を比較するようになったこと。

その結果、他社にない自社の強みがわかり、差別化を図ることができたこと。

以上3つが反応のある広告になった理由だと思われます。

他社のリサーチは大切

中でも、他社のリサーチを行い、

表現方法も含め、自社と他社の違いを出せるようになったことは、

反応のある広告を作れるようになった1番大きな理由だと思います。

つまり「敵を知り、己を知る」ことは、売上や営業成績を上げることに繋がります。

今までのやり方に行き詰まりを感じたら・・・

今までのやり方では、なかなか結果が出せなくなったという時、

競合他社のホームページやブログを見てみましょう。

これまでとは違ったアイディアが浮かんでくるかもしれません。

ブログ著者

宮腰早苗

みやこし さなえ

ライティングオフィス  ファンアップ  代表

良い人材と良い仕事の出会いをサポートします

採用サイトの作成、LP、動画の作成、セミナー講師。
大手人材派遣会社在職中、求人広告ライターと営業を兼務し、目標の2割しか達成できず、クビ寸前になる。
そこで、企業も労働者も幸せになる働き方を提案し、90日でトップセールスに。その提案は、現在も多くの企業様に支持されている。

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