相手に伝わる伝え方とは?
日頃のコミュニケーションの中で、誰もが相手にわかりやすく伝えようと努力していると思います。しかし、伝わる時と伝わらない時がありますよね?
相手に伝わる伝え方とはどのような伝え方なのでしょうか。
私がライティングで大切にしていること
実は私がライティングする上で大切にしていることがあります。それは「伝えたい人に伝わっているか」。
当たり前のようにも思えることですが、伝わるように書いているつもりが、書きたいことを書いているだけ、ということもあるんですよ。
これは、話す場合にも言えるんです。相手に伝わるように話しているつもりが、自分がしゃべりたいことをしゃべっているだけということがあるんです。
相手に伝わる伝え方には、いくつかポイントがありますが、今日はそのうちの1つをお伝えしますね。
ふんわりだけでは伝わらない
「すっごくよかった」
これは、女性が使いがちな表現です。他にも
「とっても高かった」
「本当に上がった」
「めちゃくちゃ広かった」
など、形容詞を装飾する言葉を使いがちです。
このような装飾語では、
「どのくらい高いのか」
「どのくらい上がったのか」
「どのくらい広かったのか」
が全く相手に伝わりません。
そこで大切になるのが論理的に伝えることです。
わかりやすく伝えるには数字を使う
わかりやすく伝えると言っても難しいことはありません。
「とっても」
「本当に」
「めちゃくちゃ」
といった装飾語を数字に置き換えるだけです。
例えば、
「先月の光熱費は1万円かかって高かった」
「持っている株が3ヶ月で3,000円上がった」
「東京ドーム3つ分の広さがあって広かった」
という表現なら、相手にも伝わりやすいですよね。
なぜ数字を使うとわかりやすくなるのかというと、話が一気に具体的になるからなんです。
だんなさんに「本当に大変なんだから!」ではわかってもらえない
イクメンという言葉とは裏腹に、「ワンオペ育児」なんていう言葉もあります。
今まさにワンオペ育児をしているママは、だんなさんに「本当に大変なんだから!」と言っていませんか?
私も二人の子供がいるので、ワンオペの大変さはわかります。
ただ、「本当に大変」という抽象的な言葉では、だんなさんに大変さをわかってもらうのは難しいということなんです。
大変さを伝えるときも具体的に
ママにもいろんな大変がありますよね。
- 言葉が通じなくて大変
- 泣いてばかりで、何が言いたいのかわからないから大変
- ゆっくり休めなくて大変
- 家事をしなくちゃいけないのに、目を離せないのが大変
- すぐにどこかに行ってしまうから大変
大変さを伝える時には、何が大変なのか、具体的にパパに伝えるようにしましょう。
「子育てって本当に大変なんだからっ」よりは伝わると思いますよ。
ブログ著者
宮腰早苗
ライティングオフィス ファンアップ 代表
良い人材と良い仕事の出会いをサポートします
採用サイトの作成、LP、動画の作成、セミナー講師。
大手人材派遣会社在職中、求人広告ライターと営業を兼務し、目標の2割しか達成できず、クビ寸前になる。
そこで、企業も労働者も幸せになる働き方を提案し、90日でトップセールスに。その提案は、現在も多くの企業様に支持されている。