フォトリーディング3daysが終了
3日間のフォトリーディング講座が終了し、富山に戻ってきました。
3日間に学んだことの復習も兼ねて、フォトリーディングって何?フォトリーディングで何が得られるかについて書いていきます。
これを知ることであなたは、フォトリーディングというものが自分にとって必要かどうかがわかります。
フォトリーディングとは?
フォトリーディングは、速読法の1つとも言われることがあります。確かに速読という側面はあります。
しかし、受けてみて感じたことは、単に本を速く読むための方法ではなく、解決したい課題や問題に対して、本から必要な知恵や経験を得るためのツールと考えたほうが適切です。
速読したい本とゆっくり読みたい本
私は本には2種類あると考えています。
例えば小説や漫画のような本は、ストーリーを味わいながら、主人公や登場人物の気持ちになり、その世界に浸ることが楽しいので、早く読みたいと思うことはあっても、速く読みたいという人はあまりいないのではないでしょうか。
一方で、ビジネス書や自己啓発は、その本を読むことで、問題解決に向かったり、何かがわかったり、できたりするために読む事が多いので、本を読む事が目的というよりは、課題解決が最終目的という事が多いと思います。
フォトリーディングは小説にも使えますが、どちらかというと、知識・ノウハウ系のリーディングタイム(本を読む時間)を短縮し、早期の問題解決を目指すための方法が、フォトリーディングではないかと思います。
読書の効果を上げるために必要なこと
フォトリーディングは問題解決のためのツールなので、2つ明確にする必要があります。
1つはこの本を読む事で、どんなことを解決したいのか、
2つ目にこの本は、問題解決に役立つのかを判断する必要があります。
これら2つが明確になり、この本を読めば私の問題解決に役立つという判断ができたら、本を読み始めます。逆に、ここで、読んでも私の問題解決には繋がらないという判断になれば、この本は買う必要がないということになります。
本を買うと、どうしても最後まで読まなければという思いになりますが、読む必要がある本かを判断できることで、無駄な本を買う必要もなくなり、また、読む必要がない本を読む時間の節約にもなります。
問題解決のためには活性化が大切
フォトリーディング独自の方法で、本を読んだあと、活性化という作業をします。活性化を通して、問題解決の答えやヒントとなる箇所を見つけていきます。
私もフォトリーディグを学んだ2日目に、約300ページあるビジネス書の中から、40分ほどで問題となっていることの答えを見つける事ができました。
問題解決のために読まない勇気も必要
ついつい私たちは、本を買うと、最初から最後まで読まなければならない、と思ってしまいます。
しかし、問題解決のために本を読むのであれば、本の中から必要なエッセンスが取り出せれば、必ずしも最初から最後まで読まなくても良いのでは?というのが、フォトリーディングの考え方です。
誰にとっても時間は有限です。
本を読む事が目的の場合や、本の世界を楽しみたい時は、じっくり時間をかけて本の世界に浸ると良いと思います。
しかし、問題解決が目的ならば、読書は著者の知恵や経験をお借りすると考えて、最初から最後まで読むことにこだわらず、必要なところだけをピックアップするという考え方を持つ事が大切だと思います。
おまけ
帰りのキャリーバッグは、約300ページの本4冊、ノートパソコン、講座資料、着替えもろもろ、お土産…が入り、転がせるとはいえ、さすがに重かったです。
ですが、台風接近と言われながら、本当にお天気に恵まれ、まるで私の背中を押してくれるかのような環境で受講できたことは、本当に貴重な経験でした。
台風接近中のはずの1日目
すっかり夜になった2日目
手を合わせたくなるようなありがたさを感じる3日目
フォトリーディングを習慣化して、自分の問題解決はもちろんのこと、仕事を通じて、クライアントさんの問題解決にも活かしたいと思います。
ブログ著者
宮腰早苗
ライティングオフィス ファンアップ 代表
良い人材と良い仕事の出会いをサポートします
採用サイトの作成、LP、動画の作成、セミナー講師。
大手人材派遣会社在職中、求人広告ライターと営業を兼務し、目標の2割しか達成できず、クビ寸前になる。
そこで、企業も労働者も幸せになる働き方を提案し、90日でトップセールスに。その提案は、現在も多くの企業様に支持されている。