現代広告の心理技術101【フォトリーディング7/100】

現代広告の心理技術101

こんにちは。宮腰早苗です。

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フォトリーディング日記7冊目は、「現代広告の心理技術101」です。

この本は、広告に関係する仕事をしている方なら、一度は目に(もしくは耳に)したことがあるであろう、必読課題本とも言われる本です。

チラシ、ダイレクトメール、ランディングページなど、広告媒体も様々なものがありますが、広告の目的は1つ。『お客様に行動してもらうこと』ですよね。

そして、これだけ物やサービスがあふれている時代ですから、お客様に気持ち良く購入していただかなくては、次がありません。供給過剰とも言える時代の中で、お客様に気持ち良く買い物をしてもらうためのキャッチコピーは、どのようにして書けば良いのでしょうか。

こんな商品(サービス)待ってました!と言われるキャッチコピーとは?

広告の世界にいる人にとっては、有名な言葉かもしれませんが、「人は感情でモノを買い、理論で正当化する」と言われています。

皆さんも経験があるのではないでしょうか。

何らかの商品やサービスに対して欲しいと思う時は、「かっこいいな」、「美味しそうだな」、「素敵だな」といった感情で購入していないでしょうか。

これは、車や時計など、商品が高額になればなるほど、感情でモノを買う傾向が強くなるのだそうです。

こうしてモノを手にしたあとで、人は「なぜそれが必要だったか」を考えるということが明らかになっています。

お客様に未来を想像してもらう

広告は、文章の場合もあれば、写真や動画を使って訴えるケースもあります。

いずれにせよ、成約率の高い広告というのは、「お客様が広告を見て、購入した後の未来を想像できるような広告」ということです。

お客様自身が、商品購入後の未来をイメージし、「商品を買うことで、未来が良くなる」とイメージができれば、購入率は上がるということです。

商品の良さではなく、お客様が得られる価値を伝えよう

カーネーションのハート

セールスをする上で、よくやりがちなのが、商品の良さ(性能やスピードの速さ、軽さなど)をアピールすることです。

しかし、その良さがお客様の抱えている課題にどのような影響を与えるのか、そこまで伝えきれないと、お客様は商品を選んでくれません。

商品の性能の良さは、お客様の生活をどう変えますか?

スピードが速くなることで、お客様はどんな得をしますか?

このようなお客様の変化を伝えることで、お客様の購入率は上がっていきます。

広告を出す側のセルフイメージも大切

似たような商品がたくさんある中で、自信を持って商品をPRできないという人もいるのではないでしょうか。

この本の中で、著者は、「商品のプロとして振舞うことが大切」と述べています。

例えば病気になった場合、やはり腕の良いお医者様に診てもらいたいと誰もが思うでしょう。

同じように、お客様はその道のプロから商品(サービス)を買いたいと思っています。

どんな商品(サービス)にも欠点はあります。しかし、良い商品ならば、自信を持って売りましょう。お客様はあなたの商品を探しているかもしれないのです。

さまざまなツールを使って商品の価値を伝えよう

キーボード

WEB、メール、紙など、情報の伝え方も多種多様な方法があります。

あなたの商品を待っているお客様のために、考えられる全ての方法を使って、商品の価値を伝えましょう。大切なことはPDCAを回すこと、諦めないことです。

私も、9月から10月にかけて、Facebook、Google、FAXDMとさまざまな広告媒体を試しました。

やればやるほど、広告は奥深いものだと思います。私自身も、この本を読んで、まだまだ伝えきれていない商品の価値があるかもしれないな、と感じました。

商品を購入していただくことで、お客様の生活がどのように変化するのか、私も改めて考えてみたいと思います。

「企業と働き手のベストマッチングで、Win-Winの関係を作る」

宮腰 早苗(みやこし さなえ)

 

ブログ著者

宮腰早苗

みやこし さなえ

ライティングオフィス  ファンアップ  代表

良い人材と良い仕事の出会いをサポートします

採用サイトの作成、LP、動画の作成、セミナー講師。
大手人材派遣会社在職中、求人広告ライターと営業を兼務し、目標の2割しか達成できず、クビ寸前になる。
そこで、企業も労働者も幸せになる働き方を提案し、90日でトップセールスに。その提案は、現在も多くの企業様に支持されている。

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