採用・定着のカギは、共感から始まるパートナーシップ?

From:宮腰早苗

9月12日(木)開催の『富山県での実践例を紹介!長期戦力として活躍する社員の採用と定着のための講習会』に向けて、情報収集をしています。

講習会の詳細はこちらをクリックしてください。

富山県での実践例を紹介!長期戦力として 活躍する社員の採用と 定着に向けた講習会

情報を集める中で、採用や定着がうまくいっている企業さんって、根底にこんな思いがあるよなぁと思ったことがあるので、今日はそれをシェアします。

採用・定着成功の根底にあるものは『共感』

情報収集をしながら、様々な企業の成功事例を見ているうち、私の経験とも重なったのが『共感』です。

採用や社員の定着に成功している企業さまには、お互いに共感する社風があります。

社員さんは社長さんの思いや価値観に共感し、どうしたら社長の思いを形にできるか考え、行動していますし、社長さんは、どうしたら社員さんが喜んで働けるか、日々工夫を重ねています。

社員さんが「どうしたら社長の思いを形にできるか」ということを書くと、遅くまで残業したり、休日出勤したりといったことを想像されるかもしれません。

しかし、うまく回っている企業さまほど、社員さんは、必要以上に遅くまで働いたり、休日出勤したりしていないものです。

会社が守ってくれていると実感できるから、一生懸命働ける

私が以前取材させていただいた企業さまは、残業や休日出勤もしていましたが、出来るだけ減らして行こうという取り組みをしている最中でした。

そのきっかけは、昨今の働き方改革もありますが、社長さんが「これからも一緒に頑張っていきたい」と思う社員さんが、家庭を持ったり、お子さんが生まれたりという人生の変化の時期を迎えたからでもありました。

残業や休日出勤削減の取り組みとして、何をされているかお聴きしたところ、社長さんは「無理な納期の案件は断っています」とおっしゃっていました。

「売り上げや利益を追求するのは会社にとって大切です。しかし、社員に長時間労働をさせて、大事な社員が欠けてしまうことの方が損失」と社長さん。

社員さんにも同じ質問をしたところ、「社長も私たちが長時間勤務にならないように気を使ってくれてますから。どうやったら短い時間で多くのことができるか、時間の短縮、作業の効率化、他にできることはないか、やってみてどうだったか、いろいろな案を出していますよ」と答えてくださいました。

経営者と社員がお互いの共存共栄を思う

伸びている企業さまは、自分の考えや行動が、自分のためだけでなく、周りも幸せにするかという視点を持って行動されています。

9月12日の講習会では、私が体験した実例も交えて、良い人材の採用や定着に向けたお話をさせていただきます。

紹介動画を作りましたので、ご覧ください。

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ブログ著者

宮腰早苗(みやこし さなえ)
エンパシーライティング インストラクターコーチ

派遣会社で毎月20名以上の派遣スタッフを紹介していた経験をもとに、採用サイトや採用ページの作成、インタビュー記事やコンテンツ記事の作成、営業などのセミナー講師をしています。