薬機法対応セールスライターになった理由2(整体師から営業へ)
From:宮腰早苗
私が薬機法対応セールスライターになった理由の続きです。
前回までのお話はこちら
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自分の身体と解剖書を見比べる日々
セミナーに出ると、周りはプロの整体師ばかりなので、専門用語が飛び交います。
私にすると「ナニイッテンノ?コノヒトタチ」なわけです。
ちょうど運良く?首は痛いので、解剖書を見ながら、自分の身体と向き合う日々が続きました。
わからないことがありすぎて、最初の1年くらいはほぼ毎日、師匠にメールで質問していました。
え?開業?
月に1度、セミナーを受講しながら、自分の身体と向き合い、私も晴れて免許皆伝になりました。
すかさず先輩から「で、いつ開業するの?」と聞かれ、
私としては「え?開業?」と思ったんです。
だって、元々は私のムチウチのために習い始めた整体です。
その当時、職業訓練校の講師としてパソコンやキャリア講師をしていたので、整体師として開業したいという気持ちもなかったんです。
しかし、師匠からも「そこまでできるようになったのだから、少額でもいいからお金をいただいて始めなさい」と言われてしまいました。
とはいえ、本業を辞めるわけにはいかないので、イベントなどへの出店という形で整体師デビューし、訪問をしていました。
「身体は正直」を実感
ひとことで「整体」と言っても、さまざまな方法があるので一概には言えませんが、私がしていた整体は、相手の身体に触り、痛みや不調の原因を探っていくものでした。
整体師をしていると、本当にいろいろな方がいまして…
「この前、ギクッとやっちゃって…だいぶ和らいだんですけど、まだ違和感が…」という人もいれば、長年ツラい症状で悩まされて、この際しっかり自分の身体と向き合いたいという人まで。
経験を積むうちに「今、ちょっと風邪気味ですか?」と言うと、「わかります?」とお返事があったりして、身体って本当に正直なんだなぁ、身体との対話って大事だな、ということがわかってきました。
突然の転職
職業訓練校の講師を続けながら、整体師をしていた私ですが、ご縁があって派遣会社に転職することになりました。
この派遣会社の仕事が忙しかったので、整体もだんだんやらなくなっていたんです。
派遣会社で最初にやったことは「求人サイトの作成」。
派遣会社が紹介できる仕事の現場へ取材に行き、仕事の内容や、仕事の良さなどを求人サイトに掲載して派遣スタッフを募集するというものでした。
しかし、広告に関しては全くの素人だった私は、書いても書いても全く応募が来ず…応募0の状態が4ヶ月続きました。
エンパシーライティングで求人サイトに応募が!
応募0の求人サイトに応募が来るきっかけを作ってくれたのが、エンパシーライティングです。
▲エンパシーライティング開発者の中野巧さんの著書▲
エンパシーライティングとは、共感をベースに行動へと繋げる文章法です。私が意識したのは、派遣スタッフさんがこの求人を見てどう思うのか、仕事を探している今、仕事に何を求めているのかを考えて、その答えを広告に載せることでした。
エンパシーライティングを心がけることで、少しずつ求人広告からの応募も増えていき、多い時は月10名をWebサイトから集めることができるようになりました。
外勤営業を兼務し、クビ寸前に!
求人サイトから定期的に応募が来るようになった頃、会社の方針もあって、外勤営業を兼務することになりました。ここでも外勤営業は初めてだったので、最初は全く勝手がわかりません。
頑張ってアプローチすればするほど引かれてしまったりして、営業を始めて3ヶ月、私の目標達成率はたったの2割でクビ寸前でした。
幸い、直属の上司は物分かりの良い人で「宮腰さん、すごく頑張っているので、もう少し長い目で見てもらえませんか?」と言ってくれました。
この上司がいなかったら、私は間違いなくクビになっていたと思います。
長くなったので、パート3へと続きます。
ブログ著者
宮腰早苗
ライティングオフィス ファンアップ 代表
良い人材と良い仕事の出会いをサポートします
採用サイトの作成、LP、動画の作成、セミナー講師。
大手人材派遣会社在職中、求人広告ライターと営業を兼務し、目標の2割しか達成できず、クビ寸前になる。
そこで、企業も労働者も幸せになる働き方を提案し、90日でトップセールスに。その提案は、現在も多くの企業様に支持されている。