セールスライティングの勉強法

パソコン・スマホ

From:宮腰早苗

@ようやく落ち着きつつある風邪にホッとしている自宅より

4日に仕事始めをしたものの、扁桃腺の熱が出て、ここ2日くらいは家で寝てました。

ようやく落ち着きつつあるので、明日からは本格的に仕事を復活させたいと思っています。

さて、「ライター」という職業が認知されるにつれて、ライター向けのセミナーや、教材も充実してきたように思います。

ただ、私が派遣会社で求人広告のライターとして働き始めた頃は、私自身が、何も知らなかったこともあり「どうやって勉強したらいいんだろ?」と思っていました。

そんなズブの素人ライターがどうやってセールスライティングの勉強をしてきたのか、大公開しちゃいます!

エンパシーライティングをした

6分間文章術と売れる文章術
エンパシーライティング開発者の中野巧さんの著書

ライターになる前に、エンパシーライティングを知っていたので、もう1度写真の本を読んだり、セミナーに出たりして、エンパシーライティングを復習しました。

エンパシーとは「共感」という意味。

嬉しい時に「良かったね」、「おめでとう!」と言われると、誰でも嬉しいですよね。

一方、辛い時に「どうしたの?」、「それは大変だったね」、「大丈夫だよ」という言葉をもらうと、辛い気持ちが軽くなりますよね。

人は共感されることが大好きなんです。その共感を、ライティングに活かす方法が、エンパシーライティングです。

エンパシーライティングができるようになって、私の求人広告はだいぶ変わり、週に1人は応募者を出せるようになってきました。

広告という広告を見る

他にやったことと言えば、とにかく広告を見ました。

大手の求人サイトはもちろん、新聞に入ってくるチラシや、雑誌のコピー、他業種のホームページも参考にしました。

最初は、お手本にするんだから、売れているもの、良いものでないとダメだよなぁ…と思って、お手本になりそうな良いものを探していたんです。

けれど、そのうち、売れている広告かどうかは、私にとってどうでも良くなりました。

そもそも「売れている」ってどういうこと?

上昇グラフ

売れているかどうかがどうでも良くなった理由は、売れているかどうかの定義って難しい…と思ったからなんです。

そもそも、売れているってどういう状態なんでしょうね?

数が売れていること?

だとしたら、何個売れたら売れたことになるんでしょう?

売上高が高いこと?

だとしたら、いくら売り上げたら売れたことになるんでしょう?

そして、商品の中には、例えばスマートフォンのように、世界中の多くの人にニーズがある商品もあれば、例えば、赤ちゃんが使う哺乳瓶のように、一部の人しか欲しいと思っている人がいないという商品もあります。

そうなると、100個売れたスマートフォンと、3,000個売れた哺乳瓶は、どちらのほうが売れたと言えるかと言われたらどう答えますか?

数で見るのか、売り上げ金額で見るのか、欲しい人に対する販売率で見るのかで全然違ってきますよね。となると、もう、何をもって「売れている」と見るか、という話になるわけです。

ということで、私は広告を見る時に「商品が売れているかどうか」という基準を外しました。

「売れた」という基準を外した私が見たところ

じゃぁ、どこを見ていたかというと、次の4つの視点で見ていました。

自分が欲しくなるかどうか

単純にお客さんとして、自分が広告を見た時にその商品が欲しくなるかどうかを見ました。これはYES,NOで答えられる質問なので、簡単ですね。

なぜ欲しい(欲しくない)と思ったか

広告を見て、商品が欲しい、欲しくないが決まったら、なぜそう思ったのか、自分の気持ちをよく観察します。

お客さんの視点で広告を見ているので、自分と同じように思うお客さんがいるからです。

どのようなお客さんに向けて発信している広告か

ここからはライターの視点で広告を見ていきます。

この広告は、どんなお客さんに対して「買ってください」と言っているのかを想像します。1つだけでなく2つ以上思い浮かぶようであれば、それもありにします。

もっと良い広告にするためにどこを直すか

こんな人に向けた広告じゃないかな?が想像できたら、この広告をもっと良くするために、自分ならどこをどう直すかを考えて、勝手に修正を加えていきます。

制限を設けず、書く、書く、書く

パソコンとノート

ここで大切なことは、アイディアを出すことです。言葉をどんどん出すことです。

合っているか間違っているかを判断する必要はありません。なぜなら、売れるコピーかどうかを判断できるのはコピーを書いている自分ではなく、商品を買うお客さんだからです。

「これ、ありかなー?」と思って出したものが当たって、「これはいける!」と思って出したものが、大コケするなんてのは、よくある話です。

ズブの素人だった私は、こうしてさまざまな広告やコピーに触れ、新しいアイディアや言葉を生み出し、少しずつ売れる広告が作れるようになったのでした。

この方法は、セミナーに行かなくても、教材がなくてもできる方法なのでおすすめですよ。

宮腰 早苗(みやこし さなえ)

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    ブログ著者

    宮腰早苗

    みやこし さなえ

    ライティングオフィス  ファンアップ  代表

    良い人材と良い仕事の出会いをサポートします

    採用サイトの作成、LP、動画の作成、セミナー講師。
    大手人材派遣会社在職中、求人広告ライターと営業を兼務し、目標の2割しか達成できず、クビ寸前になる。
    そこで、企業も労働者も幸せになる働き方を提案し、90日でトップセールスに。その提案は、現在も多くの企業様に支持されている。

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