思春期の子供との親子関係の悩みに効くコーチング本

こんにちは。宮腰早苗です。

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今日は、全国各地でマラソン大会がありましたね。富山は雨が降ったり晴れ間もあったり、少し肌寒いくらいでしたが、ランナーの皆さんにはちょうど良かったのかな?

私は走りませんでしたが、大好きなスタバで、あったかいキャラメルマキアートを飲みながら、娘と一緒にノマドをしてきました。

スタバノマド

私は先日終わった専門家派遣の資料を見ながら、今後どうするかを考え、娘は奥に写っている本を一気読み。

娘が読んだ本は、以前、私がブログにも書いたこちらの本
石川尚子 著「オランダ流コーチングがブレない『自分軸』を作る」です。

私が以前書いたブログは<こちら>

我が家の娘たちも、進路を本格的に考えなければならない時期になり、さまざまな問題点が出てきました。
どうしたものかと考えていたところ、「オランダ流コーチングがブレない『自分軸』を作る」を勧めていただいたので、娘2人(17歳と14歳)に読ませることにしました。

我が家は、母娘で「オランダ流コーチングがブレない『自分軸』を作る」を読んで、私はやりたいことができていて、子供と良い距離感で親子関係を築けていて、結果として、私も子供もイライラすることなく毎日を過ごせています。

特に、今まで以上に、娘たちから話しかけてくることが増えました。

今日は、思春期の子供がコーチングの本を読んだらどうなったのか、について書きます。思春期の子供達の接し方に悩んでいる方や、やりたいことがあるのに、つい人に振り回されて悶々としている方のお役に立てたら嬉しいです。

子供の問題と「オランダ流コーチングがブレない『自分軸』を作る」を通して得られたこと

同じ本を読んでも、本から得られる気づきは人それぞれだと思うのですが、私が「オランダ流コーチングがブレない『自分軸』を作る」と子供たちを通して得られたことは2つあります。

14歳の子供でもわかるコーチングの本

1つは、14歳の子供でもわかるコーチングの本だと言うことです。子供には理解できるかな?と思っていましたが、14歳の娘はスタバにいた2時間で一気読みしてしまいました。

自分軸の通し方がわかる

人に振り回される人は、根っこが優しい人が多いです。なので、自分軸を持つというと、わがままだと思われがちですが、正しい自分軸を持つを持つことは、決してわがままではありません。

「オランダ流コーチングがブレない『自分軸』を作る」は、他者の気持ちに敏感に反応してしまう人が、自分を持ちながら人にも優しくできる、そのヒントがわかる本だと思います。

自分軸を持ったら、他人に優しくできた

ある方のブログで見たのですが、
その方は「自分軸を持つようになってから、他人に優しくできるようになった」と書いていました。

その人は、自分軸を持つことで初めて「自分に”こうしたい”という思いがあるように、他人にも”こうしたい”という思いがある」ということに気づき、相手の思いも尊重できるようになったと書いていました。

逆に、自分軸がないと「私がこんなにやっているのに、なぜ周りは動いてくれないの!」になりがちなんですよね。

今回、娘に起こった問題も、突き詰めていくとそこだったような気がします。

「オランダ流コーチングがブレない『自分軸』を作る」親子3人、それぞれの気づき

では、「オランダ流コーチングがブレない『自分軸』を作る」を読んで、私、娘2人がそれぞれ本からどんな気づきを得たのかまとめますね。

17歳 長女

リアルに進路を決めなければいけない時期ですが、人から色々なことを言われて混乱状態に…それで、私はどうしたい?と考えた時に出た答えは「私、どうしたらいいんだろう?」の状態で、ますます不安になってました。

「オランダ流コーチングがブレない『自分軸』を作る」を読むことで、小さい頃から絵を書くことが好きだったことを思い出し、最初の1歩を踏み出すことができました。お友達と進路の話になっても自分のやりたいことを話せるので、楽しく話ができるようになりました。

14歳 次女

やりたいことはあるものの、実現の仕方がわからないことと、いわゆる「いい人」すぎるのが問題でした。

「オランダ流コーチングがブレない『自分軸』を作る」を読んで、「こんな生き方もあるんだなぁ」と思ったようでした。

14歳なので当たり前なのですが、次女の話を聞いていると、経験の浅さゆえに「これはこうじゃない?」と決めてしまっているところがあり、「世の中にはいろんな考え方や生き方がある」ということを知ってもらいたいな、と思っていました。

次女はあまり多くを語らないのですが、スタバで本を読んでいて、店内が混んできたので、「出ようか」と声をかけたら「もうちょっとで読み終わるから、待って!」と言われて、2時間ほどで一気読みしたので、口にはしないけれど、何か響くものがあったのだと思います。

私は、通しで3回読み、<ブログ>で書いたように、思い立って読むのも何度かしているので、読んだ回数は正確にはわかりません。

同じ本なのに、その時、その時で気づきがあるので、一言で本の良さを表すのは難しいのですが、いつ読んでも思うのは「やっぱ私、書くの好きー♡本当にライターという職業を選んで良かった」と思うんです。

会社員と違って、一人で仕事をするのは大変なこともあります。会社員に戻ればいいのに…と思った(思われた)ことも1度や2度ではありません。

でも、その「大変さ(マイナス)」に、「書くの好き♡」というプラスを足すと、いつもプラス残高になるからこそ、ライターを続けられているんだと思います。

一言で言えば、自分軸が持てたことで、やりたいことができているというのが、私には一番良かったことですね。

子供が心配だからと、つい口出ししすぎていませんか?

思春期の子供たちは大なり小なり自分軸を持っています。

仮に「何もやりたいことがない」と言っている子供達であっても、自分が置かれている環境のことを考えて、「やりたいことはあるけれど、無理」=「何もやりたいことがない」と言っているケースが多いです。

私の父は、私の進路に対して全く口出ししない人でした。
話は聞いてくれましたし、アドバイスはしてくれましたが、「人が作った線路の上を歩くのではなく、線路は自分で作るもの」というスタンスでした。

私も思春期の子供を持つようになり、時々、自分の思春期の頃を思い出すのですが、「自分の進路は自分で決めろ」というスタンスを貫いてくれた父には感謝しています。

これから時代はますますスピード感を持って進み、10年後、20年後には、私たちが想像すらできなかったことが現実になっているかもしれません。

そんな時代を生きる事になる、今、思春期を迎えた子供達にとって、「自分はどうしたいのか」を考え、選択し、行動へとつなげる力をつけることは、もしかしたらお金にも勝る財産かもしれないとも思うのです。

良い人間関係を作るために、正しい「自分軸」を持とう

「人の悩みの8割は人間関係」とも言われます。特に、親子は切っても切れない仲だけに、難しいこともあります。

ただ、世の流れを見ても、今後ますます誰か(何か)に依存する生活は難しくなり、自立した一人一人がお互いを支え合う、という関係性が大切になってくる気がします。

自分軸を持つことは、「人のことはどうでもいい」と思うこととは違います。

この違いに気づいて、自分も他人も大切にする、良い人間関係が作れたら、家族、学校、職場など、様々な人間関係の問題が良い方向に向かうのではないかと思いました。

 

正しい自分軸の持ち方については、著書にたっぷり書いてあるので読んでみてくださいね。

ブログ著者

宮腰早苗

みやこし さなえ

ライティングオフィス  ファンアップ  代表

良い人材と良い仕事の出会いをサポートします

採用サイトの作成、LP、動画の作成、セミナー講師。
大手人材派遣会社在職中、求人広告ライターと営業を兼務し、目標の2割しか達成できず、クビ寸前になる。
そこで、企業も労働者も幸せになる働き方を提案し、90日でトップセールスに。その提案は、現在も多くの企業様に支持されている。

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