オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作る
最近、コーチングに関わることが増えました。
そこで私が持っている唯一のコーチング本「オランダ流コーチングがブレない『自分軸』を作る」を読みました。
オランダ流コーチングを読むのは2回目
実はこの本を読むのは2回目です。今年の年初に1度通しで読んでいるので、おおよその内容はわかっていました。
しかし、本とは面白いもので、何度読んでもそのタイミングでの気づきがあるものです。今回は、最初から読まず、本を閉じた状態から、直感で開いたページから読み始めることにしました。
直感で開くという適当さでも、大切な気づきが書いてある
私が直感で開いたページは74ページでした。このページには『勝手に気づき、勝手に前進する』というタイトルのパートがあり、私はあることをすぐに思い出しました。
『勝手に気づき、勝手に前進』は、毎朝のセルフコーチングそのもの
実は私、6月からセルフコーチングをしています。セルフコーチングとは、ノートに質問とその答えを書いていきながら、自分で解決策を見つけていくものです。
セルフコーチングとは別に、お願いしているコーチの方もいらっしゃるのですが、毎日セッションがあるわけではないので、それまでに浮かんだ不安や悩みは、毎朝のセルフコーチングで少しでも前進できるようにしています。
私自身、半年くらい前は自分に自信が持てなくて、コーチから勧められた本が、この「オランダ流コーチングがブレない『自分軸』を作る」でした。
最近、コーチからも「変わってきたね」と言われるのですが、セルフコーチングをすることによって、自分で解決できることが増え、それが自信にもつながり、ブレない自分軸ができてきたように思います。
解決策を見つける前に、自分の中にあるモヤモヤを出すことが大切
著書の中には、Aさんという女性の事例が書かれています。最初は職場の愚痴ばかりを延々と話していたAさんは、適切な介入(質問)によって、課題を違う方向から見つめることができるようになり、自分で解決策を導き出していきます。
本にはその経過が詳しく書かれているのですが、何か解決策を見つけようとする時、まずは自分の中にあるモヤモヤした気持ちを吐き出してしまうことが大切なのかもしれません。私もセルフコーチングをする時に、先に気持ちを書き出して、解決策を考えています。
モヤモヤした気持ちを持ったまま、解決策を考えるのは、心に錘(おもり)を背負ったまま、前に進もうとしているのかもしれません。モヤモヤした気持ちを吐き出し、心の錘を取ることで、軽やかに前に進めるようになるのだと思います。
ブレない「自分軸」を作るには
コーチングの目的の一つは、「インサイドアウト」を引き出すこととも言われます。
インサイドアウトとは、「周囲を変えるより、まず自分の内面を変える」という考え方のことですが、私もセルフコーチングをやっていて、自分では解決できないように見える問題にも、対応策は自分の中にあったりします。
確かに世の中には、自分で簡単に変えられない事象は存在します。しかし、まず自分はどうしたいのか、どうするのかを考えることで、進むべき方向は見えてくるかもしれません。
ブログ著者
宮腰早苗
ライティングオフィス ファンアップ 代表
良い人材と良い仕事の出会いをサポートします
採用サイトの作成、LP、動画の作成、セミナー講師。
大手人材派遣会社在職中、求人広告ライターと営業を兼務し、目標の2割しか達成できず、クビ寸前になる。
そこで、企業も労働者も幸せになる働き方を提案し、90日でトップセールスに。その提案は、現在も多くの企業様に支持されている。