短時間で効率よく文章を書く方法③ 設計図を書く
樺沢紫苑さんの「学びを結果に変えるアウトプット大全」から、私がこれまで「やりやすいから」という理由でやってきたことが、樺沢さんの本を読んで「こういう理由(根拠)があるんだ」とわかったことを書くシリーズ3回目、今日は、設計図を書くです。
文章作成で一番時間がかかることは何かご存知ですか?
私も色々な方を見てきましたが、文章の構成作りに時間がかかる方が多いようです。つまり、何をどんな流れで書くかが決まってしまえば、文章は半分できたようなもの。逆に言えば、ここが決まらないと、考えているだけで、ただただ時間が過ぎてしまうというパターンが多いようです。
文章を書くにあたって、一番なじみがある構成が「起承転結」ではないでしょうか。会社で上司に報告する場合は、結論→経過→結論がわかりやすいとも言われます。構成は一つしかないわけではなく、誰に何を伝えたいかによって、パターンを変えると伝わりやすくなります。
とは言え、なかなか構成を考えるのは難しいという人もいると思います。樺沢紫苑さんの著書には、構成のパターンが4つ掲載されているので、誰に何を伝えたいかによって、使い分けることができます。
最近私がよく使う構成パターン
私が最近よく使っている構成のパターンは、時系列です。伝えたい内容を過去、現在、未来に分け、文章全体の流れを決めていくという方法で、一部のテレビ番組でも使われている構成です。
構成が決まれば、1時間程度のインタビューも、だいたい3時間程度で文章化できます。
何を書こうか、迷っている時間がとても長い、という人は、何を書くかテーマを決める、文章全体をどういう流れで書くか構成を決める、最後に表現を整えるという順番で書くと、ダラダラ悩まず早く文章が書けるのではないかと思います。
ブログ著者
宮腰早苗
ライティングオフィス ファンアップ 代表
良い人材と良い仕事の出会いをサポートします
採用サイトの作成、LP、動画の作成、セミナー講師。
大手人材派遣会社在職中、求人広告ライターと営業を兼務し、目標の2割しか達成できず、クビ寸前になる。
そこで、企業も労働者も幸せになる働き方を提案し、90日でトップセールスに。その提案は、現在も多くの企業様に支持されている。