お客様と長く関係を保つコツ
こんにちは。薬機法セールスライター 宮腰早苗です。
卒業シーズン、別れの季節ですね。もしかすると、大切なお客様とお別れすることになった方もいらっしゃるかもしれません。
お客様との関わり、どうしてますか?
先日、ある方と仕事(営業)の話をしました。
4月2日(火)に射水市倫理法人会様で「クビ寸前の営業を救った共感のチカラ」というタイトルで講話をさせていただくので、改めて私自身がなぜ有効求人倍率が高い富山で派遣営業が上手くいったのかを考えてみました。
お客様ではなく、人として関わる
私が派遣会社で営業をしていた頃、有効求人倍率が1.8倍を超えていました。正社員や契約社員という仕事もたくさんある中、派遣スタッフさんたちは派遣という働き方を選んでいたのです。
しかも、派遣会社もたくさんあります。私が紹介しなくても、仕事を紹介してくれる派遣会社はたくさんあったでしょう。そして、入職すると、やる仕事はどこの派遣会社から入職しても同じなのです。
つまり、私がご紹介した派遣スタッフさんたちは、正社員や契約社員といった働き方があるにも関わらず派遣という働き方を選び、山ほどある派遣会社の中から、当社の私という営業を選んでくださったのです。
そこで心がけていたのは、派遣スタッフさんたちを派遣スタッフとして見るのではなく、人として関わるということでした。
人として関わるとは?
私が派遣スタッフさんに関わる際、具体的に心がけていたのは次のことです。
スタッフさんにとって仕事とは?
仕事は1日の中でも長時間を占めます。労働力の対価としてお金を受け取ることもあり、生活の中心になることは間違いありません。
だからこそ、
- スタッフさんにとって仕事とは?
- 一人一人のスタッフさんが仕事を通じて何を成し遂げたいと思っているのか
その辺りを十分にヒアリングすることを心がけていました。
何でもかんでも紹介しない
派遣会社にとって、利益率の高い仕事というのは確かにあります。
しかし、その仕事が派遣スタッフさんにとって合っているかと言えば話は別です。
派遣スタッフさんがどんな仕事を希望しているのかをしっかりと聴き、出来るだけ条件に合った仕事を紹介することで、派遣スタッフさんのみならず、紹介先の企業も、私たち派遣会社もよくなる方法を提案してきました。
今から思えば、この営業スタイルが有効求人倍率が高い中でも、1ヶ月に20名以上の派遣スタッフさんを安定的にご紹介できたコツではないかと思います。
お客様をどう見ているかはお客様にも伝わる
「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉があります。ビジネスにおいてお金は大切なものですが、お客様をお金を持ってきてくれる存在としてだけ見ると、その気持ちはお客様にも伝わり、お客様にとって気持ちの良いものではありません。
お客様を人として見る。人として関わることで信頼関係が生まれ、長いおつきあいとなり、共に成長していける関係が作れると思います。
私が営業のコツを話すセミナーはこちら
射水市倫理法人会 モーニングセミナー
「クビ寸前の営業を救った共感のチカラ」
4月2日(火)6:00〜7:00
射水市三ケ高寺1597 あおい記念館(蓮王寺境内)
申込など詳細はこちらからご覧になれます。
ブログ著者
宮腰早苗
ライティングオフィス ファンアップ 代表
良い人材と良い仕事の出会いをサポートします
採用サイトの作成、LP、動画の作成、セミナー講師。
大手人材派遣会社在職中、求人広告ライターと営業を兼務し、目標の2割しか達成できず、クビ寸前になる。
そこで、企業も労働者も幸せになる働き方を提案し、90日でトップセールスに。その提案は、現在も多くの企業様に支持されている。